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国境なき医師団・西岡憲吾医師、
パレスチナ・ガザ地区医療援助活動報告
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国際NGO「国境なき医師団」のメンバーとして活躍する、広島市の西岡憲吾医師が、パレスチナ・ガザ地区での医療援助活動を終えて、このほど帰国されました。現地の支援活動の状況や、激しい空爆を経て停戦が成立した直後のガザ地区の市民の様子などをお聞きしたいと思います。

ガザ地区は安佐北区ほどの広さに約200万人が暮らしており、1993年の中東和平「オスロ合意」、1994年のカイロ協定によって、ヨルダン川西岸地区の一部と共にパレスチナ自治政府の統治下に置かれました。
しかし、その後もイスラエルによる封鎖状態が続いており、たびたびイスラエルとパレスチナ側の武装勢力による攻撃の応酬が繰り返され、境界線付近でガザ地区の住民によるデモ隊とイスラエル兵部隊が衝突する事件なども起きて、そのたびに多くの住民が犠牲になっています。

今年5月10日以降もガザ地区側からのロケット攻撃とイスラエル軍による空爆の応酬があり、多数の犠牲者が出た後、5月21日にいちおうの停戦が成立しました。麻酔科医である西岡医師は、空爆で負傷した住民などの治療にあたるため、6月上旬に現地入りし、約１カ月半の活動を経て7月下旬に広島に戻られました。

これまで、国境なき医師団のメンバーとして2019年4月～5月にもガザ地区で活動されたほか、イラク、カメルーン、南スーダンでの活動も経験しておられ、今回が5回目の派遣です。

＜話し手プロフィール＞
国境なき医師団 西岡憲吾
1956年高知県出身。
1983年広島大学医学部を卒業後、麻酔科医として県内外の病院で勤務。
2018年3月に62歳で退職し、同年6月、かねてから希望していた「国境なき医師団」に応募。10月に東京でトレーニングを受けた後、イラクなど４カ国に赴任。各国から集まったスタッフとともに現地で暮らしながら、内戦や紛争で十分な医療が受けられない人々の様々な手術に携わった。

＜聞き手プロフィール＞
北村浩司
1960年生まれ。1984年、広島大卒、中国新聞社入社。事件記者畑を中心に経験し、庄原支局長、総合編集本部長、備後本社代表などを経て、現在、常務取締役編集制作本部長。

————イベント詳細————
国境なき医師団・西岡憲吾医師、
南スーダン医療援助活動報告

【日時】
8/7(金) 19:00〜21:00

【参加費】
1200円
（店内参加：1,000円＋1drink）
※チケット代の一部をMSFへの活動に寄付します。

【申し込み方法】
店内参加（先着20名）：https://forms.gle/H2o9bdmtHW3XqfqeA
オンライン参加：https://tinyurl.com/yfhbu5mo
購入後、HTMLファイルがダウンロードできるようになります。そのHTMLファイルにzoomの参加URLを記載しております。
リアルタイム参加ができない方の為に、見逃し配信のURLも同じファイルに記載があります。開催後、1週間のみ視聴可能です。
※オンライン参加の場合、「Zoom」を使用します。開始までに下記URLよりZoomアプリをインストールしておいてください。

【主催】
Social Book Cafe ハチドリ舎

【お問い合わせ】
TEL：082-576-4368
mail：hachidorisha@gmail.com